
【TourBox】クリスタ作業体感3倍速!デジタル漫画描きにゴリ推ししたい片手デバイスTourBoxシリーズ紹介
みなさん、片手デバイスは何を使っていますか?
使っていない方も何を買おうか悩んでいる方ももう使ってるという方にも是非!お勧めしたいのがTourBoxシリーズ!!!(筆者はElite Plusを愛用)
以前書いたWACOM製片手デバイスEKRemoteの記事がとても多く読んでいただけているので、私個人としてはEKRemoteよりもお勧めしたいTourBoxシリーズの、推しポイントとクリスタことCLIP STUDIO PAINT EXにお勧めな使い方をまとめてみました。
EKRemoteの紹介記事はこちらをご覧ください▼
※この記事はアフィリエイトリンクを使用しております。
が、回し者ではなく超個人的且つ独断と偏見による内容の記事となっております!
記事目次
- どんな人向けの記事か
- TourBoxとは
- 各種設定の注意事項・下準備
- 【初級編①】メインボタンには修飾キーを割り当てよう
- 【初級編②】ノブ(回転)系ボタンにキャンバス操作・ブラシ調節機能を割り当ててみよう
- 【初級編③】キットボタンによく使う機能を割り当ててみよう
- 【中級編①】事前準備:まずはクリスタでショートカット登録をしておく
- 【中級編②】ボタンを組み合わせて使ってみる
- 【上級編①】マクロを組んでみる
- 【上級編②】BetterTouchToolと組み合わせてみる
- 【応用編】個人的超オススメ!持て余し気味な回転ボタンによる切り替え設定
- WACOM社製片手デバイスExpressKey Remoteとの比較
- あえて挙げるTourBoxの残念ポイント
- 購入タイミング(定期的にセールがあるよ)
- TourBox推しポイント
- まとめ
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どんな人向けの記事か
デジタルでクリエイティブ活動をされている方にはもれなく全員にオススメしたいのですが、当記事は主に以下に当てはまる方への記事ということで書かせていただいております。
- クリスタで漫画原稿を描いてる人
- 片手デバイスの購入に悩んでいる人
- TourBoxシリーズが気になっている人
- TourBoxを買ったはいいけど持て余してる人
- 効率化・時短に命をかけている人
筆者は趣味でハローニューマイライフという漫画を連載しており(以下ハロニュー)、個人制作且つ長編漫画ということもありとにかく時短に命をかけています。
わたしがTourBoxシリーズと出会ったのは2021年。ちょうどハロニューを描き始める頃でした。
TourBox NEO(初購入)→TourBox Elite(海外クラファン)→TourBox Elite Plus(公式の懸賞に当選!)と3世代に渡って使っています。
ぶっちゃけて言うと実際に時間を測ったわけではないのですが、体感的には本当に3倍くらい作業が早くなったような気がしています。
しかしそれは設定次第…!
まずは基本的な機能と、おすすめの組み合わせの決め方、最後に個人的超おすすめなクリスタのオートアクションと組み合わせた設定を紹介していきたいと思います。
筆者の作業環境
参考までに、筆者の作業環境です。
- TourBox Elite Plus
- Mac Studio
- Cintiq Pro 24
- 液タブ含め3画面
- 左利き(右手でTourBoxを使用)
TourBoxを更に快適にするために以下の設定やアプリケーションを併用しています。
- クリスタのオートアクション
- BetterTouchTool
筆者は主にCLIP STUDIO PAINT EXでの漫画・イラスト制作、Blenderでの3D制作、日常操作にTourBoxを使用しています。
Affinity DesignerやPhotoshopなどその他の制作アプリケーションでも時々使用しているのですがあまり使用頻度が高くないので、今回はクリスタの原稿作業に特化した記事とさせていただいております。
予めご了承くださいませ。
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TourBoxとは
ざっくり紹介
大体どんなアプリケーションにも対応している万能片手デバイス!!!
多数のボタンや回転ボタンを組み合わせ、ショートカットを登録できます。
アプリケーションごとに設定可能で、使ってるアプリケーションを変えるとプリセットも自動で切り替わってくれるという優れもの!
公式や一般ユーザーが配布しているプリセットもあり、自身でセットアップしなくても基本機能がはじめから使えるようになっているアプリもあります。
わたしは自分好みにカスタマイズするのが好きなので、全て0から設定しております。
更に、マクロも登録することが可能です。
後述しますが、クリスタのオートアクションに登録できない動作(例えばツールの切り替えなど)をTourBox側で登録して併用することにより更なる作業効率化が図れます。
更に更に。
同じアプリケーションに複数のプリセットを用意し、手動で切り替えることも可能!
例えばクリスタでモノクロ原稿を描く時のプリセットとカラーイラストを描く時のプリセットを用意しておけば、任意で切り替えることが可能です。
TourBoxの種類
2025年8月現在、TourBoxはElite Plus/Elite/NEO/Liteの4種類が展開されています。
Elite Plus
TourBoxシリーズの最高級デバイス。
Eliteとの違いはiPadに対応しているかどうかのみ。
2つのPCもしくはiPadの間でBluetooth接続切り替えが可能。
Elite
Elite Plusと比べiOSに対応していないだけのもの。
2つのPC間をBluetooth接続切り替えが可能。
iPadを使わない人はこちらがおすすめ。
Bluetoothと触覚フィードバック対応。
2025年8月現在はメインで展開されておりカラーバリエーションも豊富。
NEO
ボタンの数や配置はEliteと変わらず。
有線接続。触覚フィードバックは無し。
PC1台のみで使用可能。
Lite
廉価版でボタンの数が少ないもの。
有線接続。触覚フィードバックは無し。
こちらもPC1台のみで使用可能。
個人的には、Liteを使い慣れてしまうとボタンが足りなく感じてくると思います。
Elite Plus使っていても『もっとボタンがあったらな…』とか欲が出てくるレベル(十分過ぎるほどありますが)。
なので、あくまでも個人的には!EliteかElite Plusをお勧めします!
ボタンの数、組み合わせの数
ボタンの数は驚愕の14個(Lite除く)。
そして組み合わせは150通り以上!
ボタンにはそれぞれ
- クリック
- ダブルクリック
- 回転(スクロール・ダイヤル・ノブのみ)
- 2つのボタンの組み合わせ
で機能を呼び出すことができます。
これらを組み合わせてショートカットを呼び出すことになります。
ボタンのモード
ボタンを押したどのタイミングでショートカットを発動させるかを個別に設定することができます。
- STD(デフォルト/押した瞬間に発動)
- UP(ボタンを離した瞬間に発動)
- REP(押し続けている間連射)
- AB(押している間と離したあとに別の機能を割り当てる)
わたしは基本メインボタンはSTD、キットボタンはUPを設定しています。
ABモードは後述する修飾キーでほぼまかなえるためあまり使う機会がなく、この記事ではあまり触れていません。
あらかじめご了承くださいませ。
2025年8月現在、1つのボタンに対し押し方によって機能を変えるといった機能はございません。
似たようなことはABモードでできますが仕様を理解した上で組み合わせを決めた方が良さそうです。
触覚フィードバックとは
回転系のボタンを押すとカリカリと『回している感』がします。
オフにもできます。
触覚フィードバックの強さと回転速度をそれぞれ3段階で設定することができます。
左利きの人が右手デバイスとして使うのは難しい?
全然そんなことありません!!!
超使えます。安心してください。
ただ、ボタンの配置が特殊なため一部押しづらい組み合わせがあります(手のサイズにもよる)。
個人的にはサイドボタンとキットボタンの組み合わせがやや押しづらいです。
人によってはデバイスそのものを回転させて(向きを変えて)使っているそうです。
自分の使いやすい向きでプリセットを設定していくと良いかもしれません。
(わたしは一般的な向きで使用中)
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各種設定の注意事項・下準備
クリスタの原稿用紙は自作テンプレートを使うのがオススメ
わたしの紹介する設定はオートアクションを多用しているのですが、中に『●●レイヤーを選択する』といったものが多くあります。
任意のレイヤーを選択・表示切り替えする動作を事前にオートアクション&ショートカット登録しています。
その際、レイヤーには固有の名前をつけるのがとても大切です。
同じレイヤー名のものが複数あると、想定していないレイヤーへ処理が走ってしまうことがあります。
もちろんツール切り替え等だけであれば自作テンプレートである必要はないですが、なるべく極限まで効率化したいと考えている方は自作テンプレートの使用をお勧めいたします。
プリセットをオートスイッチ
使用するアプリケーションによってプリセットを自動で切り替えたい場合はONにしておきましょう。
何かしらの理由で自動で切り替えたくない・手動で切り替えたい場合はOFFにしておきましょう。
※何かしらの理由・・・1つのアプリケーションで用途ごとにプリセットを分けている(切り替える)人など
タグをつける
ショートカット登録をする際タグをつける習慣をつけましょう。
クリスタ側で任意のショートカットを登録した場合『あれ、このショートカットって何の機能だったっけ…?』となってしまいます。
自分で見てわかる機能名をつけておきましょう。
【初級編①】メインボタンには修飾キーを割り当てよう
いざ実践編です。
プリセットを自分で用意する方向けとなっております。
まず、下記のメインボタンには修飾キーを割り当てることをお勧めします。
- サイドボタン
- トップボタン
- トールボタン
- ショートボタン
- Tourボタン
※厳密にいうとTourボタンはキットボタンになるのですが、修飾キー割り当てにオススメなのでメインボタン扱いとしています。
修飾キーとは?
修飾キーとは、Shift・Command・Control・Option(Alt)・Spaceキーのことです。
Shift・Commandキーなんかは通常の作業中でも複数選択などで用いたりしますよね。
しかし、あまり出番がなさげな他の修飾キーも使い方によってはめちゃくちゃ便利になるんです!!!
この修飾キーで何ができるかというと『このボタンを押している間別のツールに切り替えることができる』というものになります。
メインで使用しているブラシツールなどを選択し、クリスタの上部メニュー
CLIP STUDIO PAINT>修飾キー設定
から、『このツールの時、この修飾キーを押している間はこのツールに変更する』といった設定を個別に行うことができます。
なお、ツールの種類によって設定が共有されます。
例えば、ペンツールはどのペンツールを使用していても同じ修飾キーが共有される形になります。
(例えば主線用のペンと髪用のペンがどちらもペンツール(≠ブラシツール)の場合、同じ修飾キーを使うと同じ機能に切り替わります)
自動選択ツールの時は自動選択ツールで共有の修飾キーが割り当てられる…といった感じです。
ツールごとに共通しています。
で、クリスタ側では修飾キーを複数組み合わせて使うことにより色々なツールに切り替えることが可能です。
クリスタでは修飾キーを4つまで組み合わせることができますが、TourBox側は2025年8月現在2ボタンの組み合わせまでしか設定できないことに留意してください。
モードはSTDで
押しっぱなしで使うことが多いボタンなので、STDモードにしましょう。
UPにしてしまうとボタンを離した瞬間にやっと押下されるのと同じ状態になります。
押している間ずっと機能している必要があるため、STD(デフォルト設定)にしておくことが大事です。
クリスタの修飾キー設定例(ボタンの組み合わせ表つき)
例えば、わたしはこのように設定しています。
※グレーになっているところは機能の競合や干渉を避けるためにあえて機能を割り当てていないところです
※サイド+Tourボタンは右手で押すにはやや押しにくいためほぼ機能を割り当てていません(実質死にボタン)
わたしは主に自作の『主線ペン(ペンツール)』で作画をしています。
ペンツールを使用中にショートボタンを押すと『目ペン』に切り替わるようにしています。
また、サイド+トールを押している間は線幅補正(線を太くする)の機能を割り当てています。
そして、ベクターレイヤーでの作画がメインなのでサイドキーを押している間はベクター消しゴムに切り替えるようにしました。
このように、修飾キーを押している間は自分でカスタマイズ済みのツールに切り替えることができるのです。
わざわざツールを切り替える必要がなくなります。
修飾キーは作画はもちろん選択範囲の操作やレイヤーパレットの操作など色々なところで使うので、メインボタンに一つずつ割り当てておくととても便利です。
メインボタンに個別の機能(例えば特定のペンツールへの切り替えなど)を割り当ててしまうのはややもったいなく感じます。
騙されたと思ってぜひ、メインボタンは修飾キーを設定してみてください…!
メインボタン同士の組み合わせには要注意!!!
メインボタンに修飾キーを組み合わせた場合、メインボタン同士の組み合わせに機能を割り当てるのはお勧めしません。
例えばわたしの場合下記のような設定をしています(これは好みの問題なのでお好きなボタンに割り当ててください)。
サイドボタン | Optionキー |
---|---|
トップボタン | Escキー |
トールボタン | Spaceキー(手のひらツール)/UP |
ショートボタン | Commandキー |
Tourボタン | Shiftキー |
トップボタン以外に修飾キーを割り当てています。
(他アプリケーションではControlキーを割り当てていますが、Mac版のクリスタではControlキーが修飾キーとして使用できないため)
この場合トップボタンは何と組み合わせても問題ないのですが、それ以外のメインボタン同士で組み合わせて機能を割り当ててしまうと修飾キーとして使えなくなってしまうのです。
例えばトール+ショートに主線ペンを割り当ててしまうと、トール+ショートを押したとき主線ペンに切り替わります。押しながら別のツールに切り替えることができなくなってしまいます。
他のアプリケーションでも同じ設定にしておくと良いかと思います。
余談ですが、筆者はトールボタンにスペースキー(手のひらツール)を割り当てていますが、クリスタ以外ではShiftキーを割り当てています(しばらくの間メインボタンに修飾キーを割り当てていなかった状態で使い慣れてしまっていたためその名残)。
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【初級編②】ノブ(回転)系ボタンにキャンバス操作・ブラシ調節機能を割り当ててみよう
ノブボタンとは回転することが可能なボタンのことで、スクロール・ノブ・ダイヤル(ダイアル)ボタンのことです。
スクロールボタン・ノブ・ダイヤルにはそれぞれ回転、クリック、そして他のボタンとの組み合わせが設定できます。
カラーイラストを描かれる方なんかは、メインボタン+スクロールにブラシ濃度の変更などを割り当てている方もいるそうですが、わたしはちょっと特殊な使い方をしているため応用編でまとめたいと思います。
個人的には最も可能性を秘めているといっても過言ではないボタンたちです(詳しくは応用編で)。
わたしは単体の操作ではそれぞれのボタンの回転には下記の機能を割り当てています。
スクロール
上下に回転するボタン。
ブラシ関連の機能に合っていそう。
他のボタン同様カチカチ押せる。
回転 | ブラシサイズ変更 |
---|---|
クリック | 描画色の入れ替え |
ダブルクリック | 描画色のメインカラーを黒、サブカラーを白にする |
ノブ
出っ張ってる真ん中のボタン。つまみ。
押し心地は『ぼこっ』って感じ。少し硬いけど確かな『押した感』がある。
回転 | キャンバスの回転 |
---|---|
クリック | キャンバスの左右反転 |
ダブルクリック | – |
シングルクリックにキャンバスの左右反転を設定して(使い慣れて)しまったため、ダブルクリックに何かしらの機能を割り当てるとまずキャンバスの左右反転が発動されてしまいます。
そのため、ダブルクリックには機能を割り当てていません(ダブルクリックにキャンバスの左右反転を割り当てて、シングルクリックに無難な機能を設定するのもアリ)
ダイヤル
くるくる回すボタン。ターンテーブル。
押し心地は他のボタンに比べかなり硬め。
誤操作したくないような発動に慎重になる機能を設定しておくと良いかも。
回転 | キャンバスの拡大縮小 |
---|---|
クリック | オブジェクト同士のスナップ切り替え |
ダブルクリック | TABキー(ツールパレット表示切り替え) |
【初級編③】キットボタンによく使う機能を割り当ててみよう
キットボタンとは、Tourボタン・十字キー(上下左右)・C1・C2ボタンのことです。
初級編①でTourボタンをメインボタンの扱いとしているため(修飾キーによく使っているため)、この項目ではキットボタンから除外します。
十字キー・上 | 下描きペン・ツヤベタペン(P)/UP |
---|---|
十字キー・下 | 消しゴム(E)/UP |
十字キー・左 | グラデーション・塗りつぶし(G)/UP |
十字キー・右 | ネクタイ・エンブレム(マクロ)/UP |
C1 | 取り消し(Command+Z)/REP |
C2 | やり直し(Command+Y)/REP |
基本的に使う頻度が高い機能を割り当てています。
Pには下描きペンとツヤベタ用のペンだけを割り当てています。
上ボタンを押すと順番に切り替わります。
十字キー右は仕上げでよく使う機能をマクロで組んでいます。
上級編で後述したいと思います。
十字キーはUP(ボタンを離したときに発動)としています。
なぜかというと、STDだと他のボタンと組み合わせた時に先にこのボタンを押した瞬間に機能が発動してしまうからです。
何かと組み合わせて使うキットボタンはUPにしておきましょう。
そして、C1/C2はREPにしています。
押し続けている間機能が発動します。元に戻しまくりたいときは押しっぱなしにしておくとCommand Zが連打されるのと同じ状態になります。
スペックの低いPCの場合フリーズやクラッシュになることもあるので気をつけてください(Blenderではちょいちょい落ちる…)。
これは好みの問題ではあるので、REPではなくUPで使用する(自力で連打する前提)のでも問題ないかと思います。
Cボタンも組み合わせて使うことが多いのですが、このボタンから先に押さないようにするなど自分ルールを設けています(このボタンを先に押すと取り消し・やり直しが発動してしまうため)。
次の項目でも触れていますが、
十字キー・上 | よく使うペン |
---|---|
十字キー・下 | 何かを消す系・ベタ |
十字キー・左 | 効果系 |
十字キー・右 | テキスト・装飾系 |
…と、自分の中で『このボタンはこういう系の機能を割り当てる』という自分ルールを決めて他のボタンと組み合わせていきます。
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【中級編①】事前準備:まずはクリスタでショートカット登録をしておく
TourBoxというよりはクリスタ側の設定になります。
よく使うツールは事前にショートカット登録をしておきましょう。
自作のペンツールや使う頻度の高いブラシや効果線などはショートカットを登録しておけば、TourBoxで割り当てることができるようになります。
ショートカット『P(ペンツール)』など、デフォルトでショートカットが割り当てられているものにあまり使わないツールが含まれている場合は解除しておきましょう。
また、オートアクションにもショートカットを登録することができます。
よく使うオートアクションを作成し、随時ショートカット登録しておきましょう。
ちなみにわたしはこのような設定(添付画像はごくごく一部)をオートアクション及びショートカット登録しています。
【中級編②】ボタンを組み合わせて使ってみる
トール+十字キー↑・・・など、好きなボタン同士を組み合わせることができます。
デフォルトで用意されている組み合わせ以外のものはコンソールの最下部『カスタム部分』から追加することができます。
組み合わせには自分ルールを作る
このボタンには何系の機能を割り当てる…といったように、自分ルールを決めておくと覚えやすいかと思います。
例えば、わたしは十字キー↑には主によく使うペン系の機能を割り当てています。
トール+十字↑ | 主線ペン |
---|---|
ショート+十字↑ | ほっぺ斜線ペン・プルプルペンなどキャラの効果線ブラシ |
十字↑ダブルクリック | 描き込みペン |
Tour+十字↑ | 点描効果 |
…など。
必ずしも全てがよく使うペンというわけではないのですが、ある程度ルールを決めて設定するとわかりやすいかもしれません。
押しやすいボタンによく使う機能を割り当てよう
わたしの場合左利きのため右でTourBoxを使うのですが、サイドキー+十字キー/トップキー・十字キーがやや押しづらい組み合わせとなっております。
そのため、あまり使っていません。
トールボタン・ショートボタンは比較的どのボタンとも相性が良いため、使う頻度の高い機能はこのボタンと組み合わせるようにしています。
- トール+●●=最もよく使うツール
- ショート+●●=次によく使うツール
- サイド+●●=それなりの頻度で使うツール…
…のように、自分の中でボタンのランクづけをしておくと組み合わせを決めやすいかと思います。
ボタンのモードや押す順番に注意
ボタンを単体で押した時のモード次第では、ボタン単体の機能が先に発動してしまう!といったことがあります。
あえてそうしたい場合もあるかと思うのであまり深くは触れませんが…
例えば『トール+C1』という組み合わせに何か機能を割り当てたいとします。
トール単体にはスペースキー(手のひらツール)をSTDモードで、C1にはCommand+Z(取り消し)をREPモードで割り当てているとします。
スペースキーは手のひらツールです。
手のひらツール自体は他の機能と特に干渉しないツールなので問題ないですが、Command+Zはツール切り替え時に発動しては困る機能ですよね。
トール→C1の順で押す分には問題ないのですが、
C1→トールの順番で押すと、C1を押した瞬間にCommand+Zの処理が走ってしまうのです。
これはC1にREP(連射モード)を設定しているためです。
これを回避するためにはC1をUPモードにするか(連射は諦め自分で連打して使うようにする)、もしくはトールボタンから押すという自分ルールを守ることになります。
なので…
特別な理由がない限りキットボタンはUPで設定しておくのがオススメです。
修飾キーと単体ボタンの組み合わせ VS 任意で設定した組み合わせ
例えばショートキーにCommand、十字上キーに『S』を割り当てているとします。
そうすると、ショート+十字上を押したときCommand+S(上書き保存)が発動します。
しかし、ショート+十字上の組み合わせ自体に任意で別のショートカットを割り当てている場合はこちらが優先されます。
例えばショート+十字上に『P(ペンツール)』を割り当てている場合、ショート+十字上押下字に発動するのは上書き保存ではなく、ペンツールへの切り替えとなります。
あえて組み合わせにはショートカットを設定せず、汎用性の高い単体のショートカットを登録しておいて同時押しすることによって機能を発動させる…という使い方もできます。
ただし、2025年8月現在は2つのボタンまでしか組み合わせられないので例えばですが『トール(Shift)+ショート(Command)+十字上(S)』で別名保存・・・とはならないので注意です。
【上級編①】マクロを組んでみる
マクロとは、簡単に言うと『毎回やってる一連の流れ作業』を登録しておく機能のことです。
クリスタのオートアクション機能がまさにそれですね。
しかし、クリスタのオートアクションではツールの切り替えが登録できません。
これがTourBox側の設定でできるようになるのです!
ショートカットを押下した後に別のショートカットを押下する…といったことも可能ですし、マウスのカーソルを任意の場所に持っていくといったことも可能です。
できることはかなりいろいろあるので、簡単なものだけご紹介します。
難易度★:主線ペンツールに切り替えた時はメインカラーを黒にする
例えば『主線ペンツールに切り替えた時は毎回メインカラーを黒にしたい』ということがあったとします。
そしたらマクロで
- 主線ペンツールに切り替える
- メインカラーを黒にする
というものを登録してあげると、TourBoxで任意のボタンを押すとこの一連の動作が動いてくれるわけですね。
次の例から実際の設定画面を見てみましょう。
難易度★★:レイヤー透明度を変更する
これは事前にオートアクションを登録しておく必要があります。
2025年8月現在、クリスタ側ではショートカットでレイヤー透明度を変更するというのがデフォルトの機能ではありません。
そのため、あらかじめレイヤー透明度ごとにショートカットを割り当てておく必要があります。
オートアクションは配布されている方もいらっしゃるので自分で登録するのが面倒な方は探してみてください。
わたしはレイヤー透明度を10%刻みで変更するようOption+Shift+数字でショートカット登録を行いました。
TourBoxのマクロでGROUPを作り(レイヤーの透明度の数分)、それぞれ順番にOption+Shift+1〜10を割り当てます。
マクロは『循環』に設定します。
これをサイド+ノブの回転に割り当てました。
これで設定完了です。
この設定により、サイドキーを押しながらノブを回転させると…
反時計回り:透明度を下げる
時計回り:透明度を上げる
ということができるようになりました。
難易度★★:素材パレットの開閉
クリスタでは現状素材パレットの開閉がショートカットで行えません。
パレットの開閉ボタン『<』で毎回開いたり閉じたりする必要があるのですが、ボタンがちっさい&画面をそれなりに圧迫するので毎回開閉するのが地味に面倒です。
これも、マクロを組んで解決することができます。
大前提として、パレットの位置が固定であることが大事です。
作業スペースを保存しておくなどし、常に同じところに開閉ボタンが存在していることが大前提となっております。
設定方法は以下です。
- マウス移動:パレットの開閉ボタンの位置を設定
- マウス左ボタン:マウス位置(1の移動先)でクリック
- 執行後マウス位置リセットをON(右下のトグルボタン)
以上です。とっても簡単。
これで、ボタンひとつで素材パレットが開閉できるようになりました。
要は、マクロでマウスの操作を行っているわけですね。
『執行後マウス位置リセット』をONにしておけば何らかの作業途中にこの動作をしてもカーソルが元の位置に戻ってくれます。
難易度★★★:ネクタイの柄を描く時はツール切り替えつつ決まったレイヤーに移動したいし、メインカラーを黒・サブカラーを白にして黒で描画した〜い!(欲張りセット)
これがまさにマクロ設定の醍醐味みたいなとこがある設定かもしれません。
わたしは学園漫画を描いているのでキャラクターのネクタイの柄を毎回描いているのですが、このネクタイの柄は自作のブラシを使用しております。
そしてこのネクタイブラシにショートカット『N』を割り当てております。
十字キー・→(右)を選択したときこのネクタイブラシにツール切り替えするようにしているのですが、このネクタイブラシは使うレイヤーが毎回決まっています。
なので事前に『ネクタイブラシを使用するレイヤーを選択する』オートアクションを作り、ショートカット登録をしております。
そして設定したマクロが以下になります。
ショートカットは任意で設定したものになります。
個人で設定をお願いいたします。
- メインカラーを黒、サブカラーを白にする
- メインカラーを選択する
- ネクタイブラシにツール切り替え
- ネクタイ描画用レイヤーを選択
この一連の動作をマクロで組んでいるのです。
そうすることによって、十字キー・→(右)を押すとこの処理が動き一気に『ネクタイが描画できる』ところまで動いてくれるというものになります。
難易度★3としていますが、事前にオートアクションの登録さえしておけば、且つ自分自身で何をどの手順で行うかがわかっていればなんてことのない簡単な設定となっております。
マクロのアクションごとにメモを残すことができます。
ショートカットに何の機能が割り当てられているのか(このアクションでどんなことをするのか)、メモに残しておくと後で調整が必要になった時わかりやすくなります。
【上級編②】BetterTouchToolと組み合わせてみる
現状、クリスタのオートアクションでもTourBoxのマクロできないことがあります。
例えばクリスタではツールの変更はオートアクションに組み込めないですし、TourBoxのマクロではマウス位置の保存というものが最初しかできず、一連の動作の最後に戻すことしかできません。
※2025年8月時点。今後のバージョンアップに期待。
BetterTouchTool(以下BTT)など、マクロがかなり柔軟に組める&ショートカット登録ができる外部アプリを使ってさらに便利にすることができます。
BTTについてはこの記事では触れませんが、主にマウス操作などの記録がTourBoxのマクロよりももっと細かい条件で設定することができます。
そして組んだマクロに対し独自のショートカットを割り当て、保存することができるのです。
BTT側で作ったショートカットをTourBoxに設定することにより、クリスタとTourBoxだけではまかなえなかった機能を割り当てることができるようになります。
クリスタ用ではない汎用プリセット(個別で設定してるアプリケーション以外で使用されるプリセット)で使っているのは『Spotifyの音量調節』などでしょうか。
パソコンの音量ではなくSpotifyの音量調整をする・・・といったApple Scriptを実行するためのショートカットを登録し、それをTourBoxにも登録するということをしたりもしています(AutoMator等でもできますがBTTの方がカスタマイズしやすい)。
【応用編】個人的超オススメ!持て余し気味な回転ボタンによる切り替え設定
スクロール・ノブ・ダイヤルボタンを持て余していませんか?
わたしは長らく持て余していました。
ブラシの濃度を変更することはないし、サブツールの選択に回転ボタンを使うこともほぼない(一時期設定はしたものの、あまり使わなかった)。
せっかく色々な組み合わせができる回転ボタンなのに、しばらくの間は特に何も設定せずに放置していました。
しかし!!!
下記の設定をしたことにより作業が信じられないほどに超絶爆速化&レイヤーパレットを自身で操作する頻度が減ったのでオススメさせてください。
各ボタン+スクロール回転 | レイヤー効果のオンオフ切り替え |
---|---|
各ボタン+ノブ回転 | 作業レイヤー切り替え |
各ボタン+ダイヤル回転 | レイヤー表示切り替え |
です!!!
下準備
- クリスタ側で各種機能にショートカットを登録(なければ)
- TourBox側で触覚フィードバックをON『触覚:強』『回転速度:遅い』に設定する
ショートカット登録等の設定は大変ですが、一度設定してしまえば後の作業がグッと楽になります。
一部の設定はオートアクションを自身で登録した上でのショートカット登録となります。
フィードバックの設定ですが、これを設定しておくとレイヤーパレットを確認しなくても感覚で『今機能が切り替わったな』とわかるのでお勧めです。
回転速度を遅くしておくことで、スイッチを切り替える感覚で使うことができます。
各ボタン+スクロール回転=レイヤー効果の切り替え
レイヤープロパティから設定できるものをメインボタンおよびキットボタンとの組み合わせ(カスタム部分は割愛)で切り替えられるようにしました。
例えば…トール+スクロール↑でマスク範囲を表示、トール+スクロール↓でマスク範囲を非表示にします。


マスク範囲を目視しながら作業したいとき、マスク範囲はいらないとき、どちらもあると思うのでそれを簡単に切り替えることができるようになります。
この設定により、各機能をスイッチ感覚でオンオフを切り替えることができるようになりました。
仕様により、回転し過ぎるとオンオフが素早く切り替わってしまうので注意です。
そのため、回避策として回転速度を遅く設定しています。
各ボタン+ノブ回転=作業レイヤー切り替え
よく使う作業レイヤーへの切り替えをノブの回転で行うようにしています。
主に、手前のキャラクターのペン入れと後ろのキャラクターのペン入れを切り替える時、キャラのトーンを貼る時と影トーンを貼る時…など、『似てる作業だけど違うレイヤー』の作業を感覚的に切り替えるようにしました。
そしてそれぞれオートアクションとマクロを設定しています。
例:手前のキャラの主線レイヤーと後ろのキャラの主線レイヤーの切り替え
例えばトール+ノブの回転に設定している『主線レイヤーの切り替え』の一例です。
主線レイヤー(手前のレイヤー)を選択したいときにまとめて行いたい処理をクリスタ側でオートアクションとして登録しておきます。
以下が実際に登録しているオートアクションです。
- 編集レイヤーを『後ろのキャラの主線レイヤー』に切り替え
- 選択レイヤー(後ろのキャラの主線レイヤー)のレイヤーカラーを青に変更
- 編集レイヤーを『主線レイヤー』に切り替え
- 選択レイヤー(主線レイヤー)のレイヤーカラーをオフ
この設定をしておくことにより、主線レイヤーで描画中は後ろのキャラの主線レイヤーの色が変わるのでどっちで作画をしているかが視覚的にわかりやすくなるのです。
後ろのキャラの主線レイヤー選択字も同様の設定を行います。


手前のキャラの主線レイヤーを選択しているとき、後ろのキャラの主線レイヤーは青になります。
そして、後ろのキャラの主線レイヤーを選択しているとき、手前のキャラの主線レイヤーは赤になりました。
レイヤーパレットを見なくても、どのレイヤーで作業しているのかが視覚的にわかるようになりました。
更に快適な作業にするため、今度はTourBox側でマクロを組みます。
- 先ほど設定したオートアクションの呼び出し
- メインカラーを黒、サブカラーを白に変更
- 描画色をメインカラーにする
- 主線ペンにツール切り替え
クリスタ側ではオートアクションに組み込むことができないツール切り替えまでの動作をマクロに組み込みます。
こうすることにより『主線レイヤーに切り替えてペン入れをする』という一連の動作とツール切り替えを一気通貫することができるのです。
これを、後ろのキャラの主線レイヤーを選択した状態の時も同じように設定します。
トールキーを押しながらノブを反時計回りにした時に主線レイヤーでの作業へ、時計回りにしたとき後ろのキャラの主線レイヤーでの作業に切り替えることができるようになりました。
これとは別に『主線レイヤーの描画色を戻す』というオートアクションおよびショートカットを登録しておくと、主線作業が終わった後に一括でレイヤーを下の表示(黒)に戻せます。
各ボタン+ダイヤル回転=レイヤー表示切り替え
デフォルトでは設定できないので全てカスタムです。
全て事前にクリスタ側でオートアクションを組んでいます。
ペン入れ作業時に不必要な仕上げフォルダ…グラデ・トーン・効果線・描き文字フォルダを一括で非表示にしたり、表示させることができます。


一括で仕上げフォルダ(レイヤー)を非表示にし、ペン入れだけの状態を確認することも簡単です。
ダイヤルを反対に回転させれば仕上げレイヤーが元の状態に戻ります。
その他個別に表示切り替えをしたいレイヤー及びフォルダを個別にオートアクションに登録しています。
このように、事前に自作のテンプレートに合わせたレイヤー及びフォルダごとのオートアクションを設定しておくことにより、TourBoxで簡単に切り替えることができるのです。
今まで縦に長いレイヤーパレットをスクロールして目的のレイヤーやフォルダを探して一つ一つ表示/非表示ボタンを押していた作業とはおさらばになります・・・!
WACOM社製片手デバイスExpressKey Remoteとの比較
別記事でWACOMのEKRemoteについて書かせていただいており、こちらの記事がサイト内でもトップの閲覧数を誇っております。
EKRemoteについての詳細は上記の記事をご覧ください。
結局この記事を書いてからわたしはEKRemoteに馴染めず、ほぼ使うことがありませんでした。
端的に言うと、わたしはEKRemoteを購入するならTourBoxの方をオススメしたいです。
EKRemoteの方が良いと思うところ
正直なところ、どちらも使ったことのある個人の意見としては機能面で言うとTourBoxが段違いで優れています。
あえてEKRemoteの方が良いと思うところを挙げるとしたら以下でしょうか。
- コンパクトなので場所を取らない
- Cintiq Pro 24を使用している人なら付属してる&フチに取り付けられる
- WACOM製の液タブを使用しているのであればマッピング切り替えが可能
…正直これくらいです。
最後の『WACOM製液タブを使用しているのであればマッピング切り替えが可能』について。
WACOM製の液タブ+複数モニタで作業をしているとき、描画作業中に別モニタで作業をしたくなることがありますよね。
しかしいちいちマウスやトラックパッドに手を置き直すのが面倒くさい…
そんな時に使えるのがマッピング切り替えです。
液タブ上の操作で他のモニタのカーソルを動かせるようになります。
で、このマッピング切り替えにはショートカットが存在していません。
ペンタブか、EKRemoteにのみこのマッピング切り替えの機能を割り当てることができます。
そのため、TourBoxにはマッピング切り替え機能を割り当てることができないのです。
マッピング切り替えを頻繁に使用する方はEKRemoteもしくはペンタブのボタンどれかにこの機能を割り当てることができます。
わたしはEKRemoteにこの機能を割り当てていますが、結局使用頻度が低いので『電源入れて、マッピング切り替えのボタン押して…』ってやるよりさっさとマウスやトラックパッドで操作する姿勢に直す方が早い。
ので、結局今現在EKRemoteはほぼほぼ使っていません。
あえて挙げるTourBoxの残念ポイント
ほぼない…ので、デメリットに感じる人もいるかもしれないというところをあえて挙げたいと思います。
- 充電式ではない
- 左利き(右手で使用する場合)には押しにくい組み合わせが少しある
- 機能が豊富が故に欲が出てくる
これくらいでしょうか。
TourBoxは有線接続の場合は電池不必要ですが、やはりコードが邪魔になってくる人もいるかと思います。
電池式の場合、毎日酷使してる人だと1〜2ヶ月くらいで電池の交換が必要かもしれません。
わたしの場合は充電式電池を使用していますが、月1くらいで交換しています。
次世代モデルが充電式になることを切に願っています…
左利きの人が右手でTourBoxを使用する場合、サイド+十字キーやサイド+Tourボタンは少し押しづらいかもしれません。
ただ他のボタンの組み合わせでまかなえるので、さほどは気にならないかと。
続いて欲が出てくる問題。
機能が本当に豊富なので、『もっとこんなことができたら良いのに…』という欲が出てきます。
例えば、TourBox NEO時代…Eliteが発売してからしばらくの間はカスタム部分(好きなボタンの組み合わせを作る)の設定ができませんでした。
これはアップデートにより対応されたのです。
なのでしばらくの間は『トール+十字キー』といった組み合わせも使うことができなかった…!
カスタム機能やマクロ、iOSの対応などユーザーの声を叶えてくれるのがTourBoxの良いところです。
今は3ボタンの対応やダブルクリックのカスタムなど要望を出しているところ…w
今後のアップデートにも期待できるのが嬉しいところです。
購入タイミング(定期的にセールがあるよ)
今でしょ!!!
・・・と言いたいところではあるのですが、TourBoxはセールでお買い得に購入できるタイミングというものが年に数回あります。
- Amazonのビッグセールのタイミング(Amazonで購入)
- サマーセール
- ウィンターセール
- ブラックフライデー
- コミケなどのイベント近辺
…などなど。上1つ以外は公式サイト経由での購入となります。
大体20%近くの割引で購入できます。
割引率はセールのタイミングによって変わりますが、『ちょっと高くて躊躇してたけどこれなら買えそう…!』というくらい割引されてる印象。
ただ個人的には、定価で買ったとしても余裕でもとがとれるくらいの価値はあると思っています。
使いこなしてる頃にはセールを待っていたあの時間が勿体無い!もっと早く買っておけば…!と思えるくらいになっているかなと…
セールの案内はTourBox公式Twitter(X)でもあるので、ぜひチェックしてみてください👀
TourBox推しポイント
最後になりますが改めて推しポイントを・・・
カスタマイズ性が超柔軟
とにかくボタンが多く、マクロなどの機能も備わっているためカスタマイズがしやすい!!!
しかもインターフェースがシンプルで分かりやすいです。
特別難しい設定などもないですし、でもマクロ組んだりするのが好きな人は本当に柔軟なカスタマイズができるしで初心者の方も熟練の方にも愛用できるデバイスとなっております。
わたしもめちゃくちゃ使い倒せるようになったのはここ1〜2年なのですが、設定を見直すたび『こんなこともできるのか!』という発見があります。
マクロなんかは正直機能がリリースされたての頃は手が出せなかったのですが、『こんなことができたらいいのに…』→『あれ、こういうことこそマクロ組めばできちゃうのでは…!?』と気付いてからは些細なものもすぐマクロ化しています。
オススメ設定の項目でも触れたように、ツールの切り替えなんかはクリスタのオートアクションに記録できないのでTourBoxのマクロで組むと本当に作業が早く&楽になりますよ!
サポートが手厚い
何か操作で不明なことや不具合があった場合、サポートに問い合わせるとものすごく迅速な対応をしてくださいます。
過去に何度もお世話になっているのですが、場合によっては数時間以内、遅くても翌日までにはお返事をいただけます(土日祝などの休業日は除く)。
これから先も新機能実装&アップデートに期待できる
ユーザーの声に耳を傾けてくださります。
場合によってはアップデートではなく新商品としての対応となることもありますが、iOS対応(Elite Plus発売)なんかはかなり話題になったと記憶しています。
iOSの対応についての要望はEliteの海外クラファン時期から声が上がっていましたね。
わたしもEliteの海外クラファン時期から要望を出していた『デフォルトで用意されている以外のボタンも組み合わせられるようにしてほしい』といったものもアップデートで実装された新機能でした。
大型アップデート(機能追加)が大体3〜5ヶ月に1回、マイナーアップデート(バグ修正)が1〜2ヶ月に1回くらいあるイメージです。
ちょいちょい公式がプレゼント企画をしてくれる
TourBox公式X(Twitter)で、公式さんがプレゼント企画をしてくれることがそれなりの頻度であります。
わたしはNEO時代からのTourBox愛用者ですが、Elite Plusはこちらの企画で当選したものになります。
ちょうど数日後に誕生日を控えていたので本当に嬉しい誕生日プレゼントだった…!
🟪✨当選者発表✨🟪
— TourBox Japan (@TourBoxJapan) July 11, 2025
たくさんのご応募、ありがとうございました!
「TourBoxの楽しみなところ」について、たくさんのコメントをお寄せいただき、本当にありがとうございます💬
TourBox Elite Plus 1台 の当選者は…@d__mrkmさん、おめでとうございます!!👏👏… https://t.co/5CczAJtNXm
限定カラーのプレゼント企画もあったりするのでぜひチェック&参加してみてください!
まとめ
TourBoxの可能性・魅力が少しでも伝われば幸いです。
もっとこんなことが知りたい!といったご要望があればメール等いただければ追記するかもしれません。
個人的に追記したい内容があったら気まぐれで追記していきます。
今回はクリスタの漫画制作に特化した設定方法についてまとめましたが、いつかBlenderでのおすすめ設定等もまとめられたらいいなあと思っています(Blender自体がクリスタほど使いこなせていないのでまだ先かな…w)。
万能片手デバイスTourBoxでよきクリエイティブライフを!!!
ここまで読んでいただきありがとうございました。