
#1 イギリスで妊娠発覚!準備編
こんにちは、むらかみです。
長女が生まれてから早1ヶ月半が過ぎようとしています。
出産してから毎日が疾風の如く本当に早く過ぎ去っていきます…😇
出産報告記事にて宣言していた『在英経験コラムを書きたい!』のプロローグとして、今回はイギリスで妊娠が発覚した時にすることをまとめてみたいと思います。
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お付き合いいただけますと幸いです🙇♂️
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プロローグ
妊娠前、2018年27歳当時のわたしはとにかく子供が早く欲しいと思っていた…。
が、これといった妊活も特にはしていませんでしたし、夫婦共に『子供は欲しいけど、もし出来なかったとしても夫婦2人で仲良く』をモットーにしていたためブライダルチェック等は行わず、自然に任せようといったスタイルでいました。
しかし、こういってはなんですがすることしても子供がなかなかできないとなると少し不安になってしまうもの。わたしの場合平熱が約34.5度と、とてっっっっっつもなく低いので自分の身体に何か原因があるのでは?もし妊娠できたとしても赤ちゃんに何か悪影響を及ぼしてしまうのでは…?と不安にもなっていました。
また、2018年当時まだ日本の企業に勤めていたのですが(リモートワーク)色々あってストレスが本当に半端なく、やや情緒不安定気味でした。
そんなこともあって、子供が欲しいと願えば願うほどその夢から遠ざかっていくような、そんな憂鬱とした気持ちでいることが多かったです。
※あくまでもわたし個人の感じ方です。
色々あった末会社を辞め、完全専業主婦になったのが2018年の11月頃。
元々仕事が少なかったので(お給料もらってるのに仕事がないということも逆に超絶ストレスだった)前から専業主婦だったようなものですが、『仕事』という大きなストレスが減りなんだか気持ちが楽になりました。

自由だーーーーーーーーーっっっっっ
2018〜2019年冬、イギリスに来てはじめてのクリスマスで市場に遊びに行ったり、スペイン旅行へ行ったり、結婚後初めて夫婦で年を越したり、ポケGOのイベントが2週連続であったり、外出先で美味ぇ肉を食べたりと充実した年末年始を過ごしていました(結婚後3ヶ月は旦那が単身赴任だったため、結婚してからクリスマスや年越しなどの家族イベントを一緒に過ごすのは初めてでしたwww)。
そんな中…

あれ…なんか身体が思うように動かないかも…

どどどどどうしたの!!!!????
年明けて少し経った頃、急に熱っぽくなり(平熱低いので36度もあるとダウン)頭痛や動悸がするように・・・
何のストレスもない生活なのに何で体調崩したんだ?風邪でも引いたか??と思いましたが、この謎の体調不良がやたら長引くので『もしかして…』と、アレを使うことにしたのです。
妊娠検査薬ぅ〜!!!

妊娠検査薬は英国の薬局のFamily Planningというコーナーに置いてあるよ!
わたし達は使わなかったけどフライング検査薬なんかも比較的安く手に入るみたい

日本の薬局でもそうだけど…妊娠検査薬とか避妊具とかローシ●ンが同じコーナーに置いてあるのって何か気まずいというか……ちょっとドキドキしない?

言うな!!!
実際に使ったのは生理予定日から2週間ほど過ぎたあたりの頃です。
過去にも一度生理が1ヶ月近く遅れたことがあり、その時に購入し使用したものが残っていたのでそれを使用することに。
その際はただの月経不順だった(英国来て間もない頃だったので目に見えないストレスが溜まっていたのかも)上そもそも心当たりがなかったので妊娠検査薬は陰性だったのですが、『なんだ妊娠してるわけじゃないのか…』とショックを受けた記憶があります…。
結果は・・・

夢かい!!!
※この夢を見たということは実話です。
気を取り直し、今度は夢で見たような理想的な展開になるのか!?ということで、実際に使ってみると…

反応はっや!!!!!!!!!
妊娠検査薬、基本的には尿をつけてから数分放置し、『C線(コントロールライン)』『T線(判定ライン)』の両方に線が入っていれば陽性となります。
尿をつけてT線にすぐに線がうっすら入る場合もあるそうですが、陰性の場合はC線が出る頃にT線だけ消えてしまうそうです。
後で知ったことですが、尿をつけてすぐ両方ともくっきり出ることもあるみたいで、わたしの場合はこれでした。
検査時点で既にhCGが十分に多く分泌されている時期の場合は、判定時間を待たずとも尿をかけた直後からみるみる陽性ラインが現れてくることも多いが、そうしたケースではくっきりとした明らかなラインであり、終了時間に達した時点でもはっきりと残っている。
Wikipediaより
生理予定日からだいぶ経っていたのでhCGがたくさん分泌されていたんですねw
あまりに早く線が出てきたので夢のような展開にはなりませんでした😇
念のため数分放置後改めて確認するも変わらずくっきり線が残っているのを夫と共に確認し、

妊娠・・・ほんとにしてるっぽい

なんとなくそんな気はしたけど・・・だね
・・・と、そんなこんなでめでたく(?)妊娠が発覚したのでありました。
ですが誤反応ということもなきにしもあらず…
どちらにせよ妊娠検査薬で陽性が出た以上、日本にいようが英国にいようがまずはすることがあります。
それは病院へ行くこと!!!
・・・なのですが、英国で妊娠発覚した時にすべきこと・した方が良いことをさら〜っと見ていきましょう!
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妊娠発覚!…何をする?
GP(かかりつけ医)の登録/妊娠報告をしよう
もうイギリスに来てからすぐに済ませてしまった方もいるかと思いますが、もしかしたらまだの方もいるかもしれません。
GPという、かかりつけ医の登録をしましょう。

日本でいう『産婦人科』のような専門医はないけど、妊娠云々に限らず何か具合悪いなーといったとき無料で診てもらうことができるよ!
ただし、基本的に予約必須で受診が数週間後とかになることが結構あります。
風邪ひいたー予約しよー え、2週間後!?もう治ってるやんけ!!!なんてこともザラ。
まずは近所のGPを探し、登録を行ってください。
わたしはイギリスに来て割と早いうちにGPの登録を済ませましたが、
GPへ行き → 登録申請書類を書いて → 血圧を測ってもらい → 登録完了を待つ(数日かかる)
こんな感じの流れです(病院によって違うかもしれません)。
登録完了後は病院によってはウェブサイトから通院予約をすることができます。
予約をし、その日を待ちましょう。
・・・さて、無事病院へ行けたら。
まず先生から『産むの?それとも・・・??』といったことを聞かれるパターンが多いそうな。
笑顔で『おめでとうございます!』じゃないんですねこれが😇
で、勿論『産みます!!嬉しいんです!!!(先生の反応にびびって謎の過剰アピール)』と伝えると、そこでやっと先生も笑顔になり『Congratulations!(おめでとう!)』と言ってくれました。
そこで簡単な問診があり、妊娠中に気をつけることや食べちゃいけないものの説明を受け、それらが書かれたプリントを渡され・・・おわりです。

えっ!これだけ!!!?エコー検査は!!!???
今後の記事でも書くかもしれませんが、エコー検査は基本2回しかやってくれません。
妊娠12週と20週のときの2回のみ。場合によっては3回目の検査があったりします(わたしは3回ありました)。
また、GPではなくNHS病院(出産する病院)での検査となります。
なので実質、妊娠してるかどうかの検査及び判断はここでは行ってくれないのです。
びっくり。
数週間も待てない!エコー検査したい!という場合はプライベート病院へ行くのもアリ
イギリスの病院は受診無料ですが先ほどの通り、予約してから病院に行けるまで結構待たされます。
また、エコー検査も基本2回しかやってくれません。
なので、GPにはどちらにせよ行かないといけないので予約だけ済ましておいてプライベート病院に先に行ってしまうのもアリです。
プライベート病院は高い受診料がかかるのでそこは注意しましょう⚠️
わたしはバスで数分の近所に日本のプライベート病院があるためそこへ行きました。
妊娠検査薬で陽性が出た旨伝え、夫と共に病院へ。
軽い問診のあとエコー検査・・・すると、まだ小さいけど胎嚢が出来ていることを確認。

よ・・・よかったぁああああああ本当に妊娠してるよぉおおぉおおおお
お父さんお母さんになるんだねぇえええぇええええ

まだ実感わかないけど本当に妊娠できたんだねぇえええ
良かったよぉおおぉおおおお
『妊娠されてますよ、おめでとうございます』
と先生から言っていただき、そのあとの英国での妊娠中〜出産までの注意ややること、日本での妊娠出産との違いの説明をしていただけます。

当たり前だけど英国での妊娠中の通院で説明されることは基本全部英語。
日本語で説明をしてもらえるのは本当にありがたいので、もし近所に日本人のプライベート病院がある方は受診をお勧めするよ!
出産する病院を決める
出産するNHS病院を決めましょう。
NHSのサイトから登録できます。
わたしが登録した時とURLが変わってしまったのですが、おそらく
Our services > Maternity and obstetrics > SELF-REFER NOW > online form(リンク先は2019年11月現在のもの)
のリンクを辿っていけば行けるかと思います!
今後はここで登録した病院で各種検査やエコー検査、出産をします。
妊婦検診は病院によりますが別の病院の診療所で受けることもあるかと思います。

詳しくはGPで妊娠報告をした際に説明がもらえるかと思いますので聞いてみましょう!
出産にかかる費用は基本全部無料
先ほども少し触れましたが、妊婦検診〜出産までにかかる費用は本当に無料です。
※プライベート病院で出産する場合は自腹です
かかるものといや交通費くらい。
今後記事で触れていく予定ですがわたしの選択した無痛分娩も無料。
話聞いてみると日本より妊娠出産にまつわるあれこれがそこまで手厚くないとも言われていますが、わたしもなんやかんやで無事出産できているので(笑)気になるほどではないかと思います。
日本で出産を経験してる方からすると少し物足りなさはあるかもしれません。
ただ、病院によってなのか当たった先生によってなのかは分かりませんがエコー写真が有料らしいです。
わたしの行った病院でもエコー写真は有料だったそうですが、何故か先生が毎回印刷して無料でプレゼントしてくれました。
こればかりは運ですね・・・!記念に取っておきたい方は購入してみましょう。
入院日数が1日って本当?
この話もよく聞くかと思いますが本当です。
わたしはちょいと難産だったため2日でしたが(出産が深夜だったため2泊2日)、それでも日本に比べると少ないですよね。
わたしが入院してる間に同部屋の人が次々入れ替わっていましたwww
本当にそんな短い期間しか入院できないの?
不安になっちゃう・・・
病院でゆっくりしてたい・・・
そう思うかもしれません。
でも大丈夫。
早く帰りたくなるから。
これはまた後日わたしの出産体験記で触れることにしましょう😇
英語話せないんだけど大丈夫?
これもまた後日別の記事で触れますが基本的には大丈夫です。
Google翻訳使いたいですって旨を伝えればそれを介して会話してくれますし、運がよければ通訳さんをつけてもらうこともできます(無料、妊婦さんがお金を払って雇うのではないです)。
何故『運がよければ』なのかというと、来ない可能性の方が高いからです😇
わたしは通訳さんとは2回目の定期検診で1回会ったのみであとは全部Google翻訳で会話しましたw
妊婦勉強会に参加してみる
必ずしも参加しないといけないものではないですが、参加してみるといろいろな情報を教えてもらえるので良いかと思います。
わたしは私立病院で心拍確認できた後に日本人向けの勉強会に夫婦で参加してきました(日本人助産師さんが参加してくださる会がありました)。
まだGPの予約を待っているところだったのですが、この勉強会でおすすめのNHS病院や登録方法を教えていただいたり、助産師さんや経産婦の方から妊娠中〜出産にまつわるあれこれのお話を聞きました。
同じく妊娠して間もない方も参加しているので、情報交換をしたり有意義な時間を過ごせましたよ!

わたしはコミュ障すぎて友達作れませんでした!!!

やっぱり異国の地での妊娠出産は大変なので、友達はいると心強いと思います(今更だけど)。
マタニティバッジをもらおう
ロンドンのマタニティマークはストラップではなくバッジになっています。
『Baby on board』と書いてある缶バッジ。
これは妊娠が発覚したらなるべく早いうちにGETしておくようにしましょう。
下記のサイトから申請します。
日本だと『マタニティマークなんてつけたら何されるかわからないからつけられない』なんて悲しい、そして怖い話をよく聞きます。
妊婦とわかっていながら、妊婦だからこそ、攻撃的になる輩がいると。世も末ですね。
ところがどっこい英国で妊婦生活をして分かったのですが、英国人めっちゃ紳士。
老若男女問わず、公共機関を使っているとすぐ席を譲ってくれます。本当にありがたい…。
絶対80歳超えてらっしゃるというおじいさまからも席を譲られそうになったことも(さすがに固辞しましたw)。
悪阻がひどい中の通院は本当に地獄です。
マタニティバッジをつけることに抵抗がある方もいるかもしれませんが、何かあった時すぐに妊婦だと知らせるためのものでもあると思います。
お腹の赤ちゃんを守るためにもつけておきましょう。
少し話は横道に逸れますが、こっちの国はマダムから『席譲って?』と声をかけられることが結構あります。
特に男性なんかは声かけられやすいみたいですね。優先席じゃなくとも声かけられるとか。
わたしの夫も通勤中何度か席を譲った(譲らされたw)ことがあるみたいです。
わたしも悪阻真っ最中の頃、通院のためにバス乗っていた時にしょうがなく優先席に座っていたのですが、マダムに『席座りたいんだけど』と声をかけられたことがあります。
が、正直立ってるのはしんどい状態だったのでマタニティバッジを見せてSorryと断ったことが。
そうすると『Oh…』と言われ、それ以上何かを言われることはなかったですw
紳士の国イギリス、妊娠しているかどうかやマダム相手に限らず『女性に席を譲る』光景は割とよく目の当たりにします。
そして女性は強いのか、『席譲って?』と口に出したり『譲ってくれるわよね?』という態度でいることも多い気がしますw
妊娠初期でお腹が目立たない場合はマダムに席を譲って欲しいと言われる可能性もあるので、ぜひマタニティバッジをつけておきましょう😇
マダムもイギリス淑女、相手(頼んだ相手)が妊婦だとわかるとそれ以上何も言わないですし、色々気遣ってくださいます。
英国人優しいです。安心してマタニティバッジをつけてください。
葉酸を摂取する
葉酸に限らずですが、妊娠したら葉酸サプリを購入して毎日欠かさず飲むようにしましょう。
日本の病院だとサプリがもらえると聞いたことがあるのですが、こちらでは貰えませんでしたw
わたしは特にこだわりもなかったのでとりあえずどこでも見かけるこのサプリを購入。
薬局にもありますし、Amazonでまとめ買いすると安くなっていたりしますw
ビタミンや鉄分など色んな物が入ってるのでとりあえず飲んでおけば大丈夫でしょう😇
無理はしない
これに尽きます。
わたしの場合は妊娠発覚して間もなく悪阻が始まりました。
吐きそうで結局吐くことはなかったですが、常に車酔いしているかのような気持ち悪さが付き纏い、ほぼ24時間毎日辛かったです。
多分日本で会社員やってたら通勤すら無理だったので仕事辞めてただろうなってレベル()でした。
こっちで少し在宅ワークをやっていた時期でもあったのですが正直しんどかったです。
余裕を持ったスケジュールで仕事してて良かったと心底思いましたw
悪阻がおさまってきたのが大体妊娠5ヶ月入ってから(でもそのあとは眠り悪阻で動けなくなる)。
わたしの実母なんかは本人曰く『悪阻全くなかったからギリギリまで働いてたよ』とのことでした。
つわりの症状は人によるかと思いますが、妊娠初期は危ない時期でもありますのでなるべく無理はせず、ストレスを抱えないように生活しましょう・・・!

ご家族(特にご主人)の協力が必要不可欠!
わたしが異国の地で大きな問題もなく無事出産できたのも旦那のお陰と言っても過言ではなかったです!

よかったよかった・・・
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まとめ
異国の地での妊娠出産は本当に大変です。
とくにメンタル面。わたしのような英国生活が短い方や英語が話せない方にとっては不安ごとが多く、気持ち的にしんどくなることが少ないでしょう。
英国に友達のいないわたしの場合はTwitterで経産婦の友人に色々相談し、励ましてもらいながら妊娠生活を乗り切りましたw友達には本当に感謝してもしきれないです・・・!
『イギリス 妊娠』『イギリス 出産』なんてワードで調べるとイギリスで妊娠出産を経験した日本人の方のブログ記事をいくつか見つけることができます。
自分もついに記事を書く側になったわけですが、妊娠当時はこういった記事に本当に助けられました。
わたしの記事も、これからイギリスで妊娠出産を経験する方の力に少しでもなれますと幸いです。
今後の更新の予定です(順番未定)。
- 英語が話せないわたしが英国で出産・育児ができるのか!?
- つわり・眠りづわりのあれこれ
- 英国人の紳士っぷりに驚く
- ストレスからの聴覚過敏
- 無痛分娩のメリット・デメリット
- ニップルシールド is 神
- 赤ちゃんのお臍のケアと経過
- 新生児の出生届提出〜パスポート取得まで
…などなど。
一つの記事で複数ネタまとめる可能性もありますが、小ネタを交えながらご紹介していけたらと思います。

こんな話が聞きたい!というものがありましたら是非是非下の❤️マーク(拍手ボタン)からメッセージよろしくお願いします

ここまで読んでいただきありがとうございました!
ついに今週ポケモン新作が発売されますね!
先日公開したポケセンロンドン記事、たくさんの方に読んでいただいて嬉しい限りです。
ポケモン記事もまた書けたらなーと思います🙌
Twitter(@studiooooopi)の方でも色々呟いておりますのでぜひぜひフォローよろしくお願いいたします🙇♂️