【HNML】#8 cheer for…公開しました/あとがき
ハローニューマイライフ第8話『cheer for…』更新しました!
この記事はネタバレを含むため1〜8話を読んでからご覧ください。
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記事目次
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表紙のこと
表紙イメージ解説
今回の表紙は前回7話の表紙の女子版になります。
中学時代の女子ーズ。
ヤンキー2名を除き男子ほどの変化はないですね。
日咲は言わずもがな…
1話の回想シーンに登場したバリバリ剃り込み入った髪型ヤンキー姿です。
金髪プリンで剃り込み部分はちょっとピンクを入れてます(そこはちゃんと染めるんだ…)。
すうさんはボブヘアーで、今よりちょっとだけ髪長めでした。
それ以外は特に変化なさそうです。
姫愛蘭も髪が少し短いのとセーラー服なこと以外は変化ないですね。
久我原は今のところレギュラーキャラというつもりで描いていないので入れるか悩んだのですが(彼女を入れると笹川も入れるべきか?となってしまった)8話ではどうせ出るしということで出してしまいました。
男子も5人だからちょうどよかった。
彼女の中学時代は5話の回想シーンに一コマだけ出ており、それの冬服版をイメージしました。
日咲と違ってスカート長いです。スケバンみたいな感じ。
そして遠藤は今とちょっと雰囲気違う感じです。
中学はちょっとしたお嬢様中学出身という設定があります。
そのあたりはいつか彼女のエピソードで出せればと思うのですが結構先を予定しているのでその頃に作者が設定を忘れていないかが心配ですね…
描いてみての感想
前回の男子ーズ然りお気に入りの一枚となりました。
描く前から『7話で男子、8話で女子』と決めていたので構図もすんなり決まり早いうちから着手&完成できました。
安産。
ただ男子ほどガラッとイメージ変わった子はすでに本編に過去が登場している元ヤン2人だけだったので物足りなさがあったのは否めない…w
9話〜も表紙を描いていくか悩んでいるところではあるのですが、できる限りは描いていきたいなと思っています…。
何も思いつかねえ!むしろない方がいいんじゃね?というときはなくしたいと思います。
でも実は表紙イラストの方が構図さえ決まってしまえば原稿1枚描くより遥かに早い時間で描けるという…w
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話のこと
主に女子回(会?)
7話の引きとなった『すうちゃんの恋のキューピッドになってほしい!』の続きになります。
女子がだべってるだけの回で面白く描けるのか不安だったのですが…どうなんでしょうか。
ハロニューは結構会話シーンが多く、そしておそらく今後も会話シーンが多い漫画です(開き直り)。
漫画公開前に主人にまず読んでもらうのですが、主人からは『俺は男だからいまいちピンと来なかった』との反応をいただきまして(そもそも学園ものを好んで読まない)、確かにこれは好みかなり分かれる話だなと思いました。
わたし自身はキャラクター同士がだべってるだけの漫画を見てもキャラに感情移入できる作品であれば全然苦ではないタイプなのですが、これが少数派なのかどうかもわからない…
この方針で進めるのは自分もこういう漫画好きだし、というのがあるのですがハロニューの読者層がどういった漫画を求めているのかがよくわかっていないので、ただの淡々とした会話にせずテンポ感を大事にしたり時々抑揚をつける何かを仕込めたらいいな…と、思いました。
そして後の項目でも触れますが遠藤がひたすら突っ走る回なので彼女へのヘイトが溜まりに溜まりまくるのではないかという不安も…
難産回でした。
悩める日咲、我が道をゆく久我原
日咲の『罪悪感』が何に対してくるものなのかー…それは彼女自身まだよくわかっておらず今後彼女なりに納得いく答えが出るものなのだと思います(作者の中では決まってますが)。
日咲は高校デビューの準備期間が長かったためそれなりに『仕上げて』きたわけですが、『過去の自分との決別』…別の新しい人生を歩みたい気持ちが強くやや空回り気味な感じです(って感じをちゃんと出せてたらいいなあ)。
対して久我原は『心機一転マジメにやろうと思って』高校デビューをしたことに対してのブレは少なめ。
友達は欲しいものの、そこをブレさせる存在ならいらねぇ!というタイプです。
同じ元ヤンでも違うタイプで、日咲はちゃんと自分を持ってる久我原をすげーと思ってるし、久我原は日咲の正体を知ってはいないものの何か隠してるおもしれー女と思ってます。
日咲の高校デビューの理由はそろそろ本編で明かされるはずなので、その近辺で彼女の罪悪感との答え合わせができたらいいなと思います。
日咲と高良
日咲のイメージするシーンで中学時代の高良がたびたび登場しました。
読者様やすうちゃんらにとっては今の爽やか風高良のイメージが強いと思うんですけど、日咲にとっては中学時代の高良の印象の方がまだ強いんですよね。
中学3年間同じクラスだったし。
これは自分の中の課題なのですが、読者のイメージする高良と日咲の知ってる高良のイメージの乖離をどう表現していくか…
創作あるあるだと思うのですが、作者だけが知ってる情報(設定)をそのまま噛み砕かずに本編に出しちゃって読者が混乱することは避けたいので慎重に描いていきたいなと思いました…。
すうと沙耶香
このふたりについて今は語らず、本編で少しずつ明かしていけたらいいなと思います。
すうは高良の何を好きになったのか!?
遠藤のウザさの秘密は!?
など…w
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作画のこと
作画スピード
今回は7話を更新した後の週明け月曜に着手し、2週間弱で仕上げることができました。
具体的に言うと13日。
Macのスクリーンタイムを見る限り1日あたり5〜7時間の作業を行なっていたようです。
ただ気分の上がり下がりが激しかったので作画がめちゃくちゃ捗った日もあれば、パソコンにぼーっと向かってるだけで大して作業が進まない日もあったりでした。
なんとか年内に出せたのと、12月に2本出せたのは個人的には大きいかなと思いました。
作画スピードは以前より断然上がっているのではないでしょうか。
今回も3Dに頼りまくったよ
今回は冒頭に出てくる街の3Dはいくつかの配布素材を組み合わせて作りました。
女子たちが話し込んでいる階段は新規で作った自作素材です。
下駄箱は前回同様配布素材を使わせていただいております。
背景をもし全部自分で描いていたら…多分1年に1話出せるか出せないかくらいの作画スピードになること間違いなしです。
そもそも背景本当に嫌いなので『漫画を描きたい』と思えない。
そういう意味ではいい時代にこの作品を描きたいと思えたなーというのがでかいですね。
自分が現役高校生の時にこの話を思いついたとしても描けなかっただろうなと。
キャラのこと
嶺崎日咲
最近気づいてしまったのだけど(特に意図してなかった)、日咲が楽しそうにしてる時は高良が凹み気味で高良がなんか元気な時は日咲が落ち込み気味な気が・・・?
作り笑顔や苦笑い多めな回でした。
久我原万里絵
久我原というキャラを作った時は全然想定していなかったのですが彼女は5話以降もたびたび再登場希望の声をよくいただいていたのと、フォロワーさん人気がある子です。
意外だった…
作画コストが高めなので(美人系・きょぬー・黒髪ロングが描くの苦手なんです)あまり描きたくないーと思っていたのですが、ちょっと活躍の場を増やしてあげられたらなと思います。
色々な意味でブレのない子です。
吉川すう
このコマは可愛く描けて満足です。
すうちゃん好き!っていうラブコールをよくいただく反面、あざとい・好きになれん!という声もちょいちょいいただく作中で一番好き嫌いがはっきり分かれてる子。
今後の動きに注目です。
遠藤沙耶香
我ながら最高にうざい顔が描けたなと思いました()
良くも悪くもみんなを引っ掻き回してくれる今後の彼女の動向も注目していただけると嬉しいです。
高良律
楽しそうでよかったね(特記事項無し)。
彼も最近は賛否あるコメントいただきます(まだギリギリ応援コメントの方が多いかな?)。
色々悩みながら成長していってほしいなと思います。
※やってません。
加藤伊月
彼も井川同様何書いてもネタバレになりそうなので、今回はあえて触れません。
そうそう、8話を投稿した2021年12月25日は彼の16歳の誕生日でした🎉
ということで誕生日記念イラストを日付が変わる4分前にTwitterにて公開しました!
本編ではまだ未登場の私服の加藤です。
村上キャラの中では比較的おしゃれさん(当社比)。
そんな彼をこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
Twitterにてネタバレにならない程度の加藤に関する小ネタや振り返りツイートをしておりますので興味を持っていただけたら見てやってください。
12月25日加藤伊月16ちゃいのお誕生日おめでとう。
— 村上乃司@12月25日8話更新 (@d__mrkm) December 24, 2021
イラストは起きたら描くね…☆
これは第6話より、多分今後も滅多には見られないであろう貴重な「汗かきながら(余計なことを言っちゃってちょっと反省しながら)笑う」加藤。 pic.twitter.com/C1hPYWyXIs
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モチベーション維持のためのあれこれ
数字を見るの、やめました
前回ニコニコ静画の方のお気に入り数激減でだいぶメンタルがやられまして(笑)、数字を気にしすぎてモチベーションに馬鹿でかい影響が出始めちゃったんですね。
ということで、数字を見るのやめました。
閲覧数やお気に入り数はもう絶対見ない!ということで、7話まで結構な頻度で確認しちゃってたニコニコのアプリも消去。
コメントの確認は主人に任せて自分はもう数字は見ないことにしました。
そうは言っても気になってしまうのが正直なところではあるんです。
どれくらいの人が読んでくれたんだろう、面白かったかな、コメントついてないかな・・・などなど…。
ただこれが気になりすぎて、しかも毎回減っていく様を見続けていると『あぁこの作品はもう求められてないんだ…』ってなってしまうんですよね。
毎回嬉しいご感想を送ってくださるフォロワーさんがいるにも関わらずそういったマイナス思考に囚われるのは良くないな…ということで、自衛のために数字を見ないことにしました。
わたしは第一に自分のために、自分の好きな漫画を描いている。
そこは譲れないところだな、と。
数字の増減に左右されてしまうと(増える分には嬉しいですが)描き続けることがメンタル的に困難になってしまうのです。
実際、数字見ないと決めてからはめちゃくちゃ気持ちが楽になりました。
快適な気持ちで漫画を描いていけたらなと思います。
遠藤へのヘイトがちょいと怖い
8話は彼女が突っ走りまくる回でした。
前回7話の投稿後、ニコニコでは『こいつ嫌い』『うざい』といったコメントをいただきましてそれもまたメンタルが参ってました。
今までの話でも結構遠藤に対するヘイトコメントはいただいていました。
まあそう描いているのは作者である自分なんですけども。
不人気キャラ…というか嫌われキャラ・ポジションである遠藤なのである程度そういったコメントがあるのは覚悟していたというかむしろまだ活躍どころがなくて関心すら向けられない小堀や戸浦に比べたらマシかなくらいに思ってはいたのですが、流石にあまりにも『嫌い』と言われてしまうと悲しくなってしまうのですね。
どの子に対してもですが、わたしはキャラを別に読者万人に好かれたいと思って描いてるわけではなく、割と嫌な面とかも普通にある『人間っぽいキャラ』を描こうと心がけています。
なのでこのキャラ好き!嫌い!というコメントは嬉しいは嬉しいのです。
が、言葉がちょっときついとですね、流石に悲しいもんがあるんですよね…っていう…w
高良や吉川も結構好き嫌い分かれるキャラなのですが、遠藤は特に嫌い!うざい!が目立ちます。
で、8話はずっと遠藤のターン!みたいな回なので描きながら『どんなコメントが飛んでくるんだろう…』『これでまたお気に入り数減ったらどうしよう…』とすごくビクビクしちゃってたんですね。
それで筆が止まることがちょいちょいありまして、そういう意味ですごく難産な回だったのです。
結局そんなことを悶々と考えていたのちに数字を見ることやめたので『もう描くしかねぇー!いっけぇ〜!!!』と描き切ることができました。
あとものすごくありがたいことに新規読者様からいただいた感想の中に遠藤を『縁の下の力持ち』と言ってくださる言葉がありとても救われました。
ああ、こういう風に彼女を見てくれる方もいるんだ…と。
別に『彼女こんなだけど実はいい子なんですー!だから嫌わないでー!』と思っているわけではないです。
ただ、一応作者も人間ということでキツめな言葉は普通に傷つくので控えていただけると嬉しいです。
というお話でした。
やっぱり救われるのは読者様からのあたたかいコメント・ご感想
本当これに尽きますね。
いつも本当にありがとうございます。
8話の作業がメンタル不調で滞ってるときに、とある新規の読者様がTwitterにて毎日1話ずつご感想を送ってくださるようになりました。
もうすごい隅から隅まで読んでくださり、自分がなんとなく散りばめてみた伏線とまではいかないけどキャラの些細な表情の変化だったり間であったりを一つ一つ読んでくださってそれはもう丁寧なご感想を送ってくださり…めちゃくちゃ救われました。
もちろん、毎話更新ごとにご感想を送ってくださる方々のコメントにも本当に救われております。
今までいただいたご感想はTwitterのブクマに登録して毎日のように眺め返してはニヤニヤしております。
7話の時は本当に『減っていく数字』にばかり気を取られてしまい、凹みに凹みまくって「あぁわたししばらく作品描けないかも・・・」とちょっと考えてしまうくらいには落ち込んでおりました。
が、いつもあたたかいコメントをくださるみなさんがいるじゃあないか!と、改めて気付かされました。
いつもブクマを見返しては元気をもらっていたはずなのに本当に視野が狭くなっていたというかダメージでかすぎてマイナス思考に陥ってたんですね。
数字見ないぞーと意気込んでから作業ペースはまた元に戻りましたが、なんの運命か『どん底から這いあがろうとしている』そんなタイミングでの新規読者様からのコメントで更なるパワーアップを遂げられたように思います。
お気に入り数の激減ってすなわち読者離れで、且つ数字が増えないと言うのは新規読者がつかないってことなのにちゃんと見てくれてる人はいるんだ!っていう勇気になったんです。
改めまして、本当にありがとうございます。
いつも読んでくださる皆様も本当にありがとうございます。
これからもハローニューマイライフをどうぞよろしくお願いいたします!!
お気に入りの一コマ
今回のお気に入りの一コマはこちら。
高良のナチュラルな『おかえり』とそれにつられて『たでー …ま?』と返す日咲。
…すっかりお隣さん感が板についてきた感じです。
そして言った後で何言っちゃってんだってなる二人。
因縁はあれどなんやかんやで3年間同じクラスで過ごしてきている二人のなんとも言えない関係性みたいなのが出せてたら嬉しいなと思いました。
素の二人のクラスメイトには見せない表情だったりを描くのは楽しいです。
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まとめ
年内更新はこれにて終了です。
3月から第1話の原稿に着手し、約2ヶ月かけて1話を完成させて5月に公開…
そこから毎月0〜2本ベースで割とコンスタントにアップし続けることができ、2021年は8話公開することができました。
クヨクヨしながらもここまでモチベーション保ちながら描き続けられるのは応援し続けてくださる皆様のおかげです。
以前も書きましたが今迄年に1本ショート漫画アップできればいい方レベルでしたからね…w
次回は高良組のほのぼの回を予定しています。
Twitter(@d__mrkm)にてイラストの先行公開や小ネタ、進捗等をアップしておりますのでよかったらフォローよろしくお願いいたします。
それでは皆様良いお年を!